「7つの世界」って何ですか?
ガンパレを開発したアルファシステム企画のゲーム、小説群が共通して有する世界観。並行する「7つの世界」によって世界が構成されている。
- ゲーム「高機動幻想ガンパレード・マーチ」は第5世界「ガンパレード」の西暦1999年の出来事を描いている。
- ゲーム「式神の城/同II」は第6世界「ゴージャスタンゴ(絢爛舞踏)」を舞台としている。第6世界は複数の世界群から構成される。
- 7つの世界は「ワールド・タイムゲート(WTG)」なる門で繋がっている。WTGを通るとそれぞれの世界を行き来できる。
- 7つの世界は相互に影響を与え合っており、ある世界での重大事件は、隣接した世界に何らかの影響を与える。
- ある世界に重要人物が現れると、他の世界は世界間のバランスを取る為、それぞれの世界にその人物の「同一存在」(パラレルワールド上の同一人物)を出現させる。
- アルファの次回作ゲーム「ニュー(仮)」は第6世界を舞台とする事が、既に(3年前から)予告されている。
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絢爛舞踏祭 ザ・マーズ・デイブレイク
(http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20040326/kenran.htm より)
株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEJ)は、プレイステーション 2用「絢爛舞踏祭(けんらんぶとうさい)」を年内に発売すると発表した。価格は未定。
「絢爛舞踏祭」は、SCEJと、株式会社バンダイ、バンダイビジュアル株式会社の3社が共同で取り組んでいるゲームプロジェクト。ゲームを中心として、アニメや玩具など、各社が得意とする分野での商品展開を行なうという。
(中略)
このプロジェクトの第1弾として、ゲームを原案としたTVアニメ「絢爛舞踏祭 ザ・マーズ・デイブレイク」が4月1日からテレビ東京系で放映される。アニメの監督には、「ターンAガンダム」や「OVERMAN キングゲイナー」で演出を務めた森邦宏氏を抜擢。アニメーション制作は「WOLF'S RAIN」や「鋼の錬金術師」などの制作実績を持つ株式会社ボンズが担当するなど、豪華スタッフによる制作が行なわれる。
(後略)
ガンパレ好きとしてはPS用ゲーム「高機動幻想ガンパレード・マーチ」及びその作品世界との関連が気になる所。いろいろ纏めてみた。
http://www.bones.co.jp/kb/kb.html
http://game.goo.ne.jp/contents/news/NGN20040319exp04/
↑まずこの辺で公開されている情報から。
- アニメはゴールデン枠(夜6時半)放映のSFロボット物
- ストーリー、作品世界は完全オリジナル
- サンライズでガンダム物を多く手掛けた監督と、割と豪華な製作スタッフ(アニメ版)
- ゲーム版発売決定済み
- スタッフにアルファシステム(ガンパレ製作会社)の名前がない
- ガンパレとの関連を語らないプレスリリース
以上から、完全に「メジャー志向」の作品である事が分かる。タイトルは兎も角、作品世界はガンパレとは独立しており、ガンパレの名を宣伝に出す必要は無いみたい(一部のマニア向け作品と思われたくない?)。
ここで問題になるのは、「裏設定を含む『アルファシステム的ガンパレ世界』と「絢爛舞踏祭」には何の関係も無いのか?」と言う事だが、
- 作品タイトル「絢爛舞踏祭」
- ロボの名前「希望号」「士翼号」
- 「希望号」はオフィシャル裏設定小説に登場する最重要ロボの名前。並行世界を行き来出来る能力を持つ。
- 登場人物「ヤガミ・アリアン」「小カトー・タキガワ」
以上から、「絢爛舞踏祭」がアルファ的ガンパレ世界と何らかの関連がある物語である事は、まー間違い無いと思われる。ゲーム版の製作会社が明らかにされていないだけに、ガンパレードマーチとの繋がりが単にマニア向け要素として用意されているだけなのか、それともストーリーの進展と共に「7つの世界」との関連が明らかにされたりするのかは謎。
とりあえずは4月1日放映の第1話を楽しみに待ちますかね。