洋楽CD輸入盤禁止か

http://www.wikiroom.com/copyright/?%CD%CE%B3%DACD%CD%A2%C6%FE%C8%D7%B6%D8%BB%DF%A4%AB
http://sound.jp/stop-rev-crlaw/
 今国会に提出されている、とある法案が成立すると、来年から輸入盤CDが買えなくなる可能性があると言う話。
 輸入盤の存在に関しては大昔から不思議に思っていたので(『何で日本のレコード会社はこんな物野放しにしてるんだろ。ユーザとしては嬉しいが、本当に商売する気あるのか?』と思っていた)、むしろ業界動きが遅いよな、今更だよなと言う感想。
 それに、貧乏音楽ファンとしては一概に害とも言えない展開が、今後起こるかも知れない。と言うのも、各国でもこれから同様の法律整備が進むと考えられ、そうすると各国のレコード会社は輸入盤に対する差別化努力をしなくなる。差別化努力が無くなると何が起こるかと言うと、洋楽で良くある各国ごとのヴァージョン違いアルバムが激減するんですよ。そうなると、貧乏音楽ファン的には、同じCDの各国版を何種類も漁る必要が無くなり、トータルでは財布がハッピーになる展開が望めると言う訳ですよ。
不自由を意識さえしなければ、幸せになれるかも知れない!
…従来の音楽販売スタイルに拘泥する業界側の都合に合わせて音楽CDを買い続ける限り、ユーザの自由は今後もどんどん制限されて行く事でしょう。向こうのルールに合わせず音楽を聴くには、米国人だったらApple Music Storeや新Napsterに切り替える手があるけど、現状日本には代替手段が無いので、各人英語に強くなるしか無いね。

ちなみに日本の再販制度に関してはちょっと話が別だと思う。「ようこそ!街のCD屋さんMightyへ」 のコラム、
再販制度(※同じCDが全国同じ価格)維持の本当の意味』
http://www5a.biglobe.ne.jp/~dhmighty/column-43.htm
の様な意見もあるし、どちらかと言うと売れないミュージシャンの曲が好きな自分としては、一概に悪とは言えないと考えています。