今週終わったアニメ

 下記2本とも、最終回でキッチリ話が完結したので非常に気持ち良く鑑賞する事が出来ました。最終回が一番盛り上がる話って最近あまり見ていなかった気がするので、2本とも自分の中で評価高いです。正に、終わり良ければ全て良し。
KURAU Phantom Memory
 半年間、最後までハイクオリティでした(画面が)。全体通して見ると無くても良いエピソードが多かった気もしますが、日々のストーリーの蓄積があって今回の最終回(全体が後日談)の感動が有ったのだとも思います。最後、主題歌で締めたのも良かったです(名曲でした)。
神無月の巫女
 放映当初はまさかここまで面白くなるとは思いませんでした。第6話「日溜まりの君」がターニングポイントでしたね(5話あたりまでで挫折してなくて良かった)。最終回は今までの腑に落ちない展開を全て解決する怒涛の解答編で、ベタだなと思いつつも「こういう展開・シーンが見たい」的な全ての欲求を満たされてしまいました。ED背景画像の意味が初めて分かったエンディングと、次回予告BGM(とても良い曲だと思う)をそのまま使ったラストシーンには安い感性だな自分、と思いつつも感動してしまいました。
リングにかけろ
 チャンピオンカーニバル編で終わり、と聞いて心底ガッカリしました。結局今期で一番楽しめたアニメがこれだったので。原作のエッセンス、魅力を理解したスタッフが、原作の方向性を拡張する形で各エピソードを肉付けし、画面のクオリティを2004年レベルに引き上げた、正に原作つきアニメの理想の姿がこのアニメには在ったと思います。ここまで本気でリメイクされてしまったら原作者も本望というか、仕事に良い意味でのプレッシャーがかかりそうですね。いつかこのスタッフによる世界大会編を見てみたいです。